消費者の方々に畜産や飼料製造に関する様々な情報をわかりやすく発信します。

日本の畜産の将来を考える会【趣意】

「日本の畜産の将来を考える会」は、フィード・フードチェーン(飼料原料の生産~配合飼料の製造~家畜への給与~畜産物の生産~食卓)の関係者や、これらに関心を持つ各方面の有志が会員となって運営している会で、消費者の方々に畜産や飼料製造に関する様々な情報をわかりやすく発信することで、日本の畜産の現状について理解していただくとともに、将来の持続的な発展に向けての支持をいただくことを目的としています。

現在、我が国の食料自給率は約40%と、先進国の中では最も低い水準にあり、畜産物についても全消費量の35%を海外からの輸入に依存している現状にあります。また、国産畜産物の生産に不可欠な配合飼料についても、原料の1/2程度を占めているトウモロコシは大部分を海外からの輸入に頼っています。安全性を確保し、生産コストの低減などでの国産畜産物の国際競争力をつけてゆくためには、フィード・フードチェーンの各段階で適切な工程管理を行うことが重要で、海外から輸入されている飼料原料を含めて、国際的な基準や規格に基づいた一貫性を持ったリスク管理を行う必要があります。

「日本の畜産の将来を考える会」では、このホームページを通じて、配合飼料やその原料のリスク管理と安全性確保のための手法、フィード・フードチェーンの各工程における様々な話題などを提供してゆきたいと考えています。(会の概要はこちら…